ブラジルの刑務所で撮影された映像には、謎の人物の正体が暴かれていく一部始終がとらえられていた。

長い黒髪のカツラを取ると、その下はスキンヘッド。

その後も、促されるままにどんどんと服を脱いでいくと、Tシャツの下から現れたのは、女性には見えないたくましい体つき。

しかも、首から上にはマスクのようなものが。

そして、マスクを外した姿は、いかつめの男だった。

リオデジャネイロの刑務所に服役していた、クラウビノ・ダシルバ受刑者(42)。

悪名高い、ブラジルの麻薬密売組織のリーダー。

7月3日、面会に訪れた19歳の娘の服を借り、女性顔のマスクまでつけ、脱獄をしようとしたダシルバ受刑者。

女性になりきるためか、ブラジャーまでつける徹底ぶりだった。

しかし、この完璧な女装も刑務所の職員に見破られ、犯行が発覚。

脱獄は失敗に終わった。

犯行に使われたマスクやカツラなどの女装アイテムは、面会時のボディーチェックが緩い妊婦の仲間が、おなかに隠して持ち込んだ可能性があるとみられている。

刑務所副長官は、「妊婦は胎児に影響があるため、(面会時は)エックス線検査を受けることができない。だから、こういった汚い仕事をするのに犯罪者たちは妊婦を使います」と話した。

この脱獄未遂事件により、ダシルバ受刑者は、より警備が厳しい刑務所に移送され、犯行に協力したとみられる娘らも身柄を拘束され、捜査を受けているという。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190806-00010015-houdoukvq-s_ame


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