【AFP=時事】イスラム教の大巡礼「ハッジ(Hajj)」が行われているサウジアラビアで11日、ハッジの最後の主要儀式となる「投石の儀式」が行われ、250万人近くの巡礼者が参加した。

猛暑の中、巡礼者たちは小石を持ち、象徴的な意味で悪魔に「屈辱を与える」ため、聖地メッカに近いミナ(Mina)の谷を歩いた。

 治安部隊が警備する中、白い服を身にまとった大勢の巡礼者が、悪魔に見立てた柱に向かって7つずつ石を投げつけた。

 ハッジは、イスラム教信仰の五つの柱の一つで、イスラム教徒であれば健康や経済面の事情が許すかぎり、一生に少なくとも1回は行わなければならないとされている。

 巡礼者は、祈りと瞑想(めいそう)の2日間の後に迎えるイスラム教の祭日「犠牲祭(イード・アル・アドハ、Eid al-Adha)」の初日に、悪魔を象徴する柱に向かって7つの石を投げるのがイスラム教の伝統になっている。

 ハッジは、世界最大級の宗教行事。今年サウジアラビアにあるイスラム教の聖地を訪れた巡礼者は、公式記録で249万人を数えた。

 投石の儀式に危険が伴わないわけではない。数百万人が狭い場所に集まり、礼拝者たちが叫ぶ中、投げられた石が的を外れることも多い。

 ミナでは2015年に2300人以上の巡礼者が押しつぶされたり、踏みつけられたり、窒息したりして死亡する大規模な圧死事故が起きた。この事故を受け当局は安全対策を強化した。

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https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190812-00000016-jij_afp-int


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