【AFP=時事】バングラデシュの首都ダッカで16日夜、バラックが密集するスラムで火災が発生し、消防当局などによると、少なくとも住民1万人が焼け出され、掘っ立て小屋数千軒が焼失した。

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ダッカ消防当局のエルシャド・フセイン(Ershad Hossain)氏が18日、AFPに語ったところによると、火災が発生したのはダッカ市ミルプール(Mirpur)地区にあるスラム。火災で、主にトタン製の掘っ立て小屋約2000軒が焼失したという。

 当局者らによれば、火の勢いは何とか食い止められ、死者は出なかったものの、数人が軽傷を負ったという。

 スラムには主に衣料品工場で働く低賃金労働者たちが暮らしているが、火災発生当時はイスラム教の祭日「犠牲祭(イード・アル・アドハ、Eid al-Adha)」を祝うため、多くの住民が不在だった。そうでなければ、より甚大な被害がでていたと、地元警察当局者は話している。

 フセイン氏によると、1週間にわたる祝日のため休校中だった近くの学校にキャンプが設置され、住民約1万人が避難しているという。

 スラムで屋台の茶屋を営んでいた58歳男性は、「物一つも持ち出せなかった。これからどうしたらいいのか分からない」と、涙を流しながらAFPに語った。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190818-00000022-jij_afp-int


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