【北京AFP=時事】中国警察は昨年、妻として「売られた」東南アジア出身の女性1100人超を救出した。中国公安省が21日、発表した。

同省は、ミャンマー、カンボジア、ラオス、ベトナム、タイの警察と7月から12月にかけて実施した合同捜査で17人の子どもも救出したと述べている。同省の発表によれば、当局は捜査により、1300人超(このうち外国人は260人)の身柄を「拉致、人身売買、結婚詐欺」の容疑で拘束したという。
 公安省報道官は、「近年、国内および海外の犯罪者らが共謀し、仕事や結婚を約束して近隣諸国の女性らを中国におびき寄せたり、中には女性を誘拐して妻として売ったりしている」と述べた。
 中国では、長年続けられていた一人っ子政策と親が男子を望む傾向により、男性の方が女性より3300万人近く多く、これだけの人数の男性が生涯独身となる可能性に直面している。
 その一方、主に貧困から抜け出すために中国人男性と結婚するカンボジアやベトナム、ラオス、ミャンマーといったメコン諸国出身の若い女性たちは毎年数万人に上っている。しかし、一部の女性たちは結婚詐欺に遭い、虐待されたり、中国の移民法によって拘束されたり、売春を強要されたりするリスクにさらされている。

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