(CNN) イタリアのサルデーニャ島を休暇で訪れていたフランス人のカップルが、ビーチの砂を持ち去った容疑で警察に逮捕された。有罪になれば最高で禁錮6年を言い渡される可能性もある。

サルデーニャ島は白砂のビーチで有名だが、砂を持ち去ることは禁止されており、違反者に対しては罰金や禁錮などの刑罰が科される。しかし逮捕されたカップルは、自分たちの行為が犯罪だという認識はなかったと話している。

サルデーニャ島北部ポルトトレスの警察は、フランス南部ツーロン行きのフェリーの乗船待ちをしていた車に対する通常検査で、このカップルの車の中に砂が入ったボトルがあるのを発見し、2人を逮捕した。

警察によると、逮捕されたのは40代の男女で、約40キロの白砂が入ったペットボトル14本を押収した。

2人は加重窃盗の罪に問われてサルデーニャ島サッサリの裁判所に出廷。有罪になれば3000ユーロ(約35万円)以下の罰金や1~6年の禁錮を言い渡される可能性がある。

警察によると、2人は砂の持ち去りを禁じた法律のことは知らなかったと供述しているが、島内のビーチには複数の言語で周知を図る看板が設置されている。

それでも白砂や石が持ち去られる事件は後を絶たず、インターネットには違法取引市場が存在しているという。

警察はCNNの取材に対し、「サルデーニャ島の住民は、貝殻や砂を盗む観光客にひどく腹を立てている。それは未来の世代からの窃盗行為であると同時に、デリケートな環境を危険にさらす」とコメントした。

砂泥棒は大抵の場合、空港の手荷物検査やスキャナー装置で発見されている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190820-35141471-cnn-int


PDF