【AFP=時事】米軍の支援を受けてシリア東部でイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」残党勢力の掃討作戦を進める「シリア民主軍(SDF)」は8月31日、100人以上を斬首したとみられるIS戦闘員の身柄を拘束したと明らかにした。

クルド人を主体とする民兵組織SDFのムスタファ・バリ(Mustafa Bali)報道官のツイッター(Twitter)投稿によると、このIS戦闘員はベルギー出身のアヌアル・アドゥシ(Anouar Haddouchi)容疑者。対イラク国境から約100キロのデリゾール(Deir Ezzor)県内で拘束されたという。アドゥシ容疑者は、ISが首都と称していたシリア北部ラッカ(Raqa)で100人以上を斬首した疑いが持たれている。

 SDFがアドゥシ容疑者を拘束した時期について、ベルギーメディアは今年3月と報じていたが、バリ報道官もこれを事実と認めた。

 SDFはクルド人の民兵組織「クルド人民防衛部隊(YPG)」が主体となっているが、トルコはYPGを「テロリスト」集団と見なしている。

 ベルギーメディアによると、アドゥシ容疑者はISが首都と称していたラッカの広場で100人以上を斬首した疑いがあるほか、2016年3月にブリュッセルで30人以上が死亡した連続自爆攻撃に関与した疑いで、検察当局の事情聴取を受けている。ISが犯行声明を出したブリュッセルの事件は、前年にフランスのパリでコンサートホールなどが襲われ約130人が犠牲になった連続襲撃事件を首謀したグループによるものとされている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190901-00000027-jij_afp-int


PDF