【ワシントン時事】米政府は13日、北朝鮮によるサイバー攻撃に関与したとして、北朝鮮政府が運営するハッカー集団「ラザルス」など三つのグループを制裁対象に指定した。

 いずれも北朝鮮の対外情報・工作機関、軍偵察総局の管理下にあるとされる。

 財務省によると、他に制裁指定されたのは「APT38」の名称でも知られる「ブルーノロフ」と「アンダリエル」。米国内の資産が凍結されるほか、これらのグループと取引を行った個人は制裁対象に指定される可能性がある。

 ラザルスは2017年、「ランサム(身代金)ウエア」と呼ばれるコンピューターウイルスの一種「WannaCry 2.0」による攻撃を世界中で仕掛けたほか、北朝鮮指導者の暗殺を描いたコメディー映画を制作したソニー傘下の米映画会社に対する14年のサイバー攻撃に関わったとされる。ブルーノロフはラザルスと共にバングラデシュ中央銀行から約8000万ドル(約86億円)を窃取したという。

 マンデルカー財務次官(テロ・金融犯罪担当)は声明で「違法な兵器、ミサイル計画を支援するためにサイバー攻撃を行った北朝鮮のハッカー集団に対して措置を講じた」と述べた。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190913-00000186-jij-n_ame


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