サウジアラビアの石油施設が攻撃された問題で、同国国防省は18日、イランが関与した証拠として、攻撃に使われたとする無人機(ドローン)や巡航ミサイルの残骸などを公開した。アラブメディアが伝えた。同省のマリキ報道官は記者会見で「攻撃はイエメンからは不可能で、イランの巡航ミサイルなどが使用された」と語った。


マリキ氏は「攻撃は北から南に向かって行われ、イラン製のドローン18機と巡航ミサイル7発が攻撃に用いられた」と説明した。

 また、巡航ミサイルの射程や性能などから、犯行を主張した隣国イエメンの反政府武装組織フーシが所有するものではないとして、「疑いなくイランに支援された攻撃だ」とする分析結果を明らかにした。だが攻撃の起点がイラン国内かどうかの質問に対しては、攻撃の起点を解明するために、調査を続行する意向を主張するにとどまった。

 一方でイランのハタミ国防相は18日、サウジの会見に先立ち、攻撃はフーシによるものだと主張。「(フーシは)過去に射程1200キロのミサイルで空港への攻撃が成功した」と述べ、イランの関与を否定した。

 また、イラン学生通信によると、イラン政府は16日、米国の利益代表を兼ねる在イラン・スイス大使館を通じて、サウジへの攻撃についてイランが関与していないとする書簡を送付するなど、一貫して否定している。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190919-00000003-asahi-int


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