【香港時事】死亡した周梓楽さんが通っていた香港科技大では8日、学生らが、学友の死への怒りを爆発させた。

【写真】警察が発射した催涙ガスが立ち込める中、抗議するデモ隊

 同大ではこの日、学部ごとの卒業式が行われていたが、香港メディアによると、一部学生らが学長室やカフェテリアなどを破壊し、午後の式典や授業は全て中止された。

 校内では午前と午後に追悼集会が開かれ、黙とうがささげられた。午後にはろうそくを持った多くの学生らが「永遠に私たちの心の中に」と書かれた献花場所に、白い花を手向け、早過ぎる死を悼んだ。

午後の卒業式に参加する予定だった男子学生(22)は「式の中止は残念だが、そうすべきだった。『香港をより良くしたい』という同じ夢を持っていた周さんは、家族も同然だから」と話した。周さんの死亡の経緯について、大学は警察にさらなる説明を要求すべきだとも訴えた。

 周さん死亡のニュースを聞いて思わず大学を訪れたという卒業生の男性会社員(26)は、時折言葉を詰まらせながら「言葉にならない。われわれは彼のために香港に正義をもたらさなければならない」と声を絞り出し、涙を流した。

 折り紙で鶴を折っていた女子学生(21)は「警察が許せない」と、鋭いまなざしで吐き捨てるように語った。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191108-00000165-jij-cn

時事通信社


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