【ソウル=岡部雄二郎】米政府機関が、今年8~11月に韓国で実施された米韓両軍の特殊部隊などによる訓練の写真を公開した。訓練は北朝鮮との交戦を想定した内容だったとみられ、北朝鮮に「強力な軍事的警告」(韓国紙・朝鮮日報)を与える狙いとの見方が出ている。

米国防総省の情報配信サービス「DVIDS」が今月16日付で公開したのは、特殊部隊がパラシュートで降下したり、建物に突入したりする場面の写真計12枚だ。関連映像とみられる動画も投稿サイトにあり、突入した建物内には北朝鮮軍を思わせる軍服を着た敵役が見える。

 北朝鮮は、年末までに非核化協議で譲歩するよう米国に迫り、応じなければ軍事挑発に踏み切る可能性を示唆している。米側が秘匿性の高い特殊部隊の動きをこの時期にあえて表に出したのは、こうした情勢を踏まえたものとみられる。

 公開された訓練を巡っては、北朝鮮高官を生け捕りにする「一種の斬首作戦」(朝鮮日報)との見方や、「北朝鮮に拉致された要人の救出」(聯合ニュース)といった見方がある。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191223-00050253-yom-int

読売新聞オンライン


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