新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を受け、中国がマスクや防護服の生産を急拡大させている。中国政府の国家発展改革委員会の幹部は24日の記者会見で、マスクの生産能力が1日5477万枚に達したと明らかにした。今月1日時点の2・8倍だ。防護服の生産能力は1日20万着の態勢を整えたといい、約1カ月前の20倍にあたる。

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それでも人口が14億人に達する中国の需要を満たすには、さらなる増産が必要だ。21日に北京市のマスク工場を視察した李克強(リーコーチアン)首相は、今後マスクの生産能力が1日1億枚に達するとの報告に、「全速力で引き上げよ」と述べた。

 緊急性がある医療用品以外の生産活動は鈍い。15日時点で2億2千万人の出稼ぎ労働者が職場に戻っていない。政府は各地の工場再開を宣伝するがフル操業にはほど遠い。

 習近平(シーチンピン)国家主席は23日の対策会議で、感染リスクの低い地域から生産の再開を進めることを指示。肺炎が経済に与える衝撃に財政金融政策で備えるほか、雇用を守ることを求めた。(北京=福田直之)

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