許可を得ていない場所で豚を解体したとして、群馬県警は28日、いずれも同県太田市に住むベトナム人技能実習生の22~32歳の男4人を、と畜場法違反容疑で逮捕したと発表した。同県など北関東では豚や鶏などの家畜盗難が相次いでおり、県警が関連を調べている。  発表によると、4人は7月頃、同市内の自宅アパート一室で、県知事からの許可を得ないで食肉にする目的で豚1頭を解体した疑い。4人のうち、一部は容疑を認めているという。  県警は、市内の畑でウリ5個を盗んだとして、1人を窃盗容疑で4日に現行犯逮捕。アパートを捜索したところ、解体されて袋詰めされた豚肉14袋や解体に使ったとみられる牛刀など包丁5本を発見した。  解体された肉の量などから、自分たちで食べたり、売ったりしていたとみられる。4人は車を所有しておらず、県警は家畜の「運搬役」などほかに仲間がいたとみて調べている。  県警は家畜窃盗の関与が疑われる同市の別のベトナム人グループ13人を入管難民法違反(不法残留など)の疑いで26日に逮捕。県警幹部によると、グループの中心人物の男(39)がアカウントをベトナム語で「群馬のボス」とする自身のSNSで、4人のアパートと焼いた豚肉を収めた写真を投稿しており、県警が関係を調べている。


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