国際秩序の仕切り役となる指導国がいなくなった状況を「Gゼロ」と呼ぶ。
 米国の国際政治学者イアン・ブレマー氏が、超大国・米国が「世界の警察官」や国際協調の旗振り役をやめ、米国の再建を最優先していく潮流を感じ取り、「Gゼロ」という言葉とともに世界に警鐘を鳴らしたのは、「米国第一」を掲げるトランプ大統領が登場するより前の2011年だった。
慧眼けいがんのブレマー氏に、トランプ氏が敗れた11月の米大統領選と今後の国際秩序の行方はどう見えているのだろうか。ブレマー氏が語ったのは、テクノロジー(科学技術)で米中が対立する国際秩序の新潮流「T2」が、Gゼロに取って代わる可能性だった。(政治部次長 小川聡)

https://www.yomiuri.co.jp/world/20201130-OYT1T50082/

読売新聞


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