日本在住のミャンマー人数千人が3日、官公庁が集まる東京・霞が関で抗議集会を開き、クーデターで政権を奪取した国軍に圧力をかけるよう日本政府に呼びかけた。

主催者の在日ミャンマー市民協会によると、およそ3000人が参加。アウン・サン・スー・チー国家顧問の写真を掲げ、 「ミャンマーを解放せよ」、「アウン・サン・スー・チーを解放せよ」などと声を上げた。

主催者は外務省内で職員と面会し、要望書を提出。政治や外交、経済などあらゆる力を駆使し、国軍の指導者らに圧力をかけるよう日本政府に訴えた。

都内の飲食店で働く女性(50)は、ミャンマーが民主主義を取り戻せるよう、日本政府関係者に働きかけるために参加したと説明。「私たちのリーダーで、私たちの母であるアウン・サン・スー・チーを解放してもらいたい。軍は政府ではない」と語った。

日本はミャンマーにとって、最大の経済支援国の1つ。企業も400社以上が進出している。加藤勝信官房長官は3日午前の会見で、ミャンマーへの援助を継続するかどうか問われ、「事態の推移を注視しつつ、今後の対応を検討したい」と語った。

2日にロイターのインタビューに応じた中山泰秀防衛副大臣は、日本の対応次第で中国の影響力が増す可能性があるとの見方を示し、ミャンマーとの防衛交流を停止することには慎重な姿勢を崩さなかった。

クーデターを非難する主要7カ国(G7)外相の声明には日本も参加。7国の外相は3日、「アウン・サン・スー・チー国家最高顧問およびウィン・ミン大統領をはじめとする政治指導者と市民社会活動家の拘束や、メディアが標的とされていることを深く懸念する」と表明した。

https://jp.reuters.com/article/idJPKBN2A312G?rpc=122

ロイター


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