【北京=比嘉清太】中国各地で新型コロナウイルス対策として、他人が会食している場面などを見つけて通報した住民に、当局が賞金を出す制度が相次いで導入され、物議を醸している。

 中国中央テレビ(電子版)によると、東北部・黒竜江省の青岡県では今月3日、会食や集会を警察に通報すれば賞金1000元(約1万6000円)を出す制度が始まった。黒竜江省チチハル市も、通報者に賞金2000元を出すと発表した。

 さらに、新疆ウイグル自治区のテケス県政府は1月下旬、公共の場所でのマスクの不着用に200元、無許可の結婚式やマージャンに1000元などと、通報内容により賞金額を引き上げる制度を導入した。

 中国のネット上では、密告が横行した毛沢東時代の大衆政治運動「文化大革命」(1966~76年)になぞらえ、「人と人の信頼を失わせる」などと批判する書き込みが目立っている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ab1da212dc6e4a8db9978d9f5f55dee5635124a6

読売新聞オンライン

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