女性蔑視発言が批判された東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長(83)が、辞任の意向を周囲に伝えた。森氏の意向が日本で報道された直後、五輪と性差別の問題に詳しい米パシフィック大のジュールズ・ボイコフ教授が朝日新聞の取材に応じ、「世界中が気にしていた。早く辞めるべきだったが、辞めないよりはましだ」と語った。

【写真】記者会見する東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長=2021年2月4日、東京都中央区、代表撮影  ボイコフ氏は元プロのサッカー選手で、五輪に関して4冊の著作がある。米東部時間10日深夜に取材に応じ、森氏の発言について「極めて攻撃的なものであり、スポーツ界、21世紀の社会において容認できるものではない」と非難した。  森氏の後任は、元日本サッカー協会会長の川淵三郎氏(84)が取りざたされている。ただ、ボイコフ氏は「もし東京の組織委がジェンダーの平等について真剣に考えるならば、より多くの選択肢を考え、最適な人選をするのではないか」と疑問視した。  「五輪は世界的な舞台であり、世界の注目を集める」とした上で、「再び80代の男性が就くならば、これが日本のジェンダー平等だという明確なメッセージを世界に発信することになる」と語った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a5b52f594446db1be049d204fea77f44b10b684a

朝日新聞デジタル

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