北方領土を事実上管轄するロシア極東サハリン州政府は、国後島・古釜布(ふるかまっぷ)(ロシア名ユジノクリリスク)に廃棄物処理施設を建設する計画を進めていることを明らかにした。先月には設計業者を決めるための入札が行われ、ロシアの企業が落札した。

 サハリン州政府などによると、家庭ゴミなど年間約1万3800トンの処理能力を持つ施設を建設する計画で、来年の稼働開始を目指している。入札は日本企業にも開放されていたが、参加はなかったという。

 ゴミ処理事業は、日露両国による共同経済活動での実現が有望視されていた。2019年9月に日本の専門家らが国後島を視察するなど、進展が期待されていたが、ロシアが独自での整備に踏み出した形だ。

 共同経済活動は、両国の信頼醸成の一環として、ゴミ処理や観光など5分野で検討が進められてきたが、本格実施には至っていない。

https://news.yahoo.co.jp/articles/19aab6791f13a3d4cf7267dd2cfe97b8e1ae8b3d

読売新聞オンライン


PDF