麻薬鎮痛薬「オピオイド」はおもちゃにするような品物ではない。しかし、アメリカ・アリゾナ州フェニックスに住む夫妻は娘のために買った人形から大量のオピオイドを発見する羽目になってしまった。

【画像】人形の中から出てきた、5000錠以上のフェンタニル 夫婦は2月19日に、グローワームと呼ばれる人形をリサイクルショップで購入した。 購入後に人形を洗い、電池を入れようと背中を開けたところ、錠剤が詰まった透明な袋が中に入っていたという。 夫婦はフェニックス警察に電話し、袋を渡した。 フェニックス警察のメルセデス・フォーチュン氏はニュースサイトのAZファミリーに「“m-30”と書かれていたことから、錠剤はフェンタニルだと思う」と話した。  合成オピオイドの「フェンタニル」は強力な麻薬性鎮痛薬で、麻酔などに使われている。 薬学用語解説によると、フェンタニルの鎮痛作用はモルヒネに比べて約200倍も強く、毒性も強い。日本では「麻薬及び向精神薬取締法」で麻薬に指定されている。   とても危険なため、駆けつけた警察官はその場で錠剤をチェックしなかったという。「ほんの少量のフェンタニルで、死ぬこともあります」とフォーチュン氏は地元テレビ局KTARに語っている。 人形が売られていたリサイクルショップの詳細や、なぜフェンタニルが入った人形がリサイクルショップで売られたかについて、警察は明らかにしていない。 「薬や違法なものは入っていないかもしれませんが、鋭利なものや子どもを傷つけるようなものが入っている可能性もあります」とフォーチュン氏はKTARに話す。 フェニックス警察は公式Twitterに問題の人形と、中から出てきた大量のフェンタニル錠剤の写真を掲載。開封済みや中古の品物は、中をよく確認するように促した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/05cd6011d86244369f8822e02e8d1035e275ee41

ハフポスト日本版


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