【AFP=時事】ハイチの首都ポルトープランス郊外の刑務所で25日、大規模な集団脱走が発生し、刑務所長や一般市民を含む25人が死亡した。26日の時点で400人以上の受刑者が逃亡したままとなっている。 【写真】大規模脱獄が起きたハイチの刑務所周辺で警備に当たる警察  当局は、受刑者6人とポール・エクトル・ジョゼフ(Paul Hector Joseph)刑務所長ら計25人が死亡したと発表した。この中には逃亡した受刑者に殺害された一般市民もいたという。  事件が起きたクロワデブーケ(Croix des Bouquets)の刑務所には、26日朝の時点で、収監されていた受刑者1542人のうち1125人しか残っていなかった。  死亡した受刑者の一人は犯罪組織リーダーのアーネル・ジョゼフ(Arnel Joseph)受刑者。26日にオートバイに乗っていたところを刑務所の北約120キロに設置されていた検問所で制止され、その際に警官を襲ったため対応した警官が射殺したという。  ハイチの主な犯罪組織の一つを率いるとされていたジョゼフ受刑者は、2019年に逮捕された。昨年7月には脱走計画を明かした動画をソーシャルメディアに投稿し、その数日後に脱走を試みていた。殺人罪で服役していたジョゼフ受刑者は過去に2度、2010年と2017年にポルトープランスの別の刑務所から脱走している。  クロワデブーケの刑務所は、カナダからの資金で2012年に設立され、厳重な警備が敷かれている。最大収容人数は872人だが、今回の集団脱走発生時はその2倍近くが収容されていた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/521913615f2e89c2fc1f636d45cbc6b3a8493972

AFP=時事


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