その名は「ゴーストバード」 コロンビアのチボロという町で、ある女性が農場を訪れていたときのことだ。南半球の明るい日差しのなか、木でできたフェンスの一部だと思っていた場所が「動いた」とき、彼女は驚きのあまり思わずつまづいた。

それは、彼女が今までに見たことのない、奇妙な姿をした鳥だった。恐怖を感じながらも、彼女は好奇心から、この鳥を撮影することに決めた。 「この鳥が目と口を開けたので、とても恐ろしく感じました。でもあまりにも奇妙な姿だったので、撮影することにしたんです」 その女性が英紙「デイリー・メール」に語るとおり、この鳥の目とくちばしは非常に独特な形をしている。目は大きく、くちばしは短いものの大きく広がり、それが開けられたとき、彼女は思わず叫び声をあげた。 この不思議な鳥の名前はオオタチヨタカ。その特徴的な鳴き声から、「ゴーストバード」とも呼ばれる。中央アメリカからアメリカ南部にかけて生息しているが、姿が見られることはめったにない。オオタチヨタカは夜行性であり、さらに敵から身を守るため、灰色と茶色の羽毛で木に擬態することを得意としているからだ。 「農場の付近の人々は、その鳴き声を以前にも聞いたことがあると言っていました。ですが、この15年間でその姿を目撃したという人はいません」と女性は話す。 年末に撮影されたこの動画は、最近になってSNS上で広まった。英紙「サン」によると、2016年には、中央アメリカの国ベリーズの写真家、フレデリック・コンセジョさんが、オオタチヨタカに似たジャマイカタチヨタカの姿を写真に収めることに成功した。 彼もまた、この鳥の擬態によって驚かされた者の一人だ。当時のことを、コンセジョさんはこう語る。 「友人の家にあったおかしな形の木がジャマイカタチヨタカだとわかったときは、本当に驚きました。長年この鳥を写真に収めたいと思ってきましたが、木と見分けるのが難しすぎるんです」 「この鳥の羽毛は、完璧に木の皮の色に溶け込んでいましたね」

https://news.yahoo.co.jp/articles/b306044b670fc345dc8f5f1b0445632d0cedf411

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