国連安全保障理事会は30日の非公開会合で、北朝鮮による弾道ミサイル発射について緊急協議する。仏英など欧州5カ国の要請。安保理の下部組織に当たる北朝鮮制裁委員会は26日、米国の要請で非公開会合を開き、問題を協議した。ただ、欧州勢は安保理決議違反に当たるとして、より厳しい安保理での対応が必要と判断したとみられる。  バイデン米政権は米朝対話に向けて事態を注視する構えとみられ、安保理外交筋によると、安保理での対応は望んでいなかった。ただ、26日の制裁委の会合では多くの理事国が決議違反だとの見解を表明。制裁委の議長国ノルウェーの国連代表部も「北朝鮮は非核化に向けて具体的な措置を取らなければならない」と発射を非難していた。  近年の北朝鮮情勢をめぐっては、トランプ米前政権が米国本土への脅威とならないミサイルは問題視せず、安保理での協議は「距離にかかわらず決議違反には一貫した対応が必要」(欧州外交筋)とする欧州勢が主導してきた。ただ、安保理では中露が北朝鮮を擁護する立場を取っており、今回も安保理が一致した対応を取れるかは不透明だ。【ニューヨーク隅俊之】

https://news.yahoo.co.jp/articles/4fd28d57efb745727cbfb2bb99e3f945a0249084

毎日新聞


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